2021年12月3日金曜日

ユーザ名の変更方法

Active Directory で管理しているユーザ名を変更したり、sAMAccountNamesからUPNに移行したりする場合、
PaperCutのユーザ名も変更する必要があります。
PaperCutはユーザ名をユーザの識別子として使用しています。
事実上、データベースの主キーとなります。
PaperCutは、ユーザ名を変更したActive Directory ユーザ・アカウントを新規アカウントとして取り扱います。
古いアカウントを削除して新しいアカウントを追加するのと同じです。
Windows APIの制限とクロスプラットフォームの必要性から、SAMアカウントUIDのようなものを使用してアカウントを識別することはできません。
そのため、PaperCutのユーザ名の自動変更には対応していません。
また、ユーザ名からUPNへの移行を検討されている組織もあるかと思います。
ユーザ名の衝突を防ぐためにUPNを使用している場合や、AzureADからユーザを同期している場合、
「古い」ユーザ名形式(MailNickName)のユーザ名を「新しい」ユーザ名形式のUPNにリネームするためのクリーンアップを行う場合が考えられます。
いずれにしても、PaperCutはアカウント名の変更を管理するためのスクリプト・ツールが用意されています。
サーバ・コマンドは、コマンド・プロンプトから直接入力もしくはスクリプトやバッチを作成して使用し、アカウント名の変更を簡単に行うことができます。
下記に、ADのユーザ名の変更に基づく名前変更の手順の概要を記しています。
PaperCutユーザ名をMailNickName / sAMAccountName (alex.test など) から
UPN (alex.test@organization.com) に変換する場合も同じ手順を適用できます。

 ① Active Directory上でアカウントの名前を変更してください。

 ② PaperCutプライマリ・サーバ上のコマンド・プロンプトを管理者権限で実行し、次のコマンドを実行してください。

   cd c:\Program Files\PaperCut MF\server\bin\win
   server-command rename-user <old_username> <new_username>

   注記: 新旧のユーザ名が正しく入力されているかを確認してください。新旧どちらのユーザ名にもスペースが含まれている場合、
       2つの名前を区別するために引用符(クオテーションマーク)を含める必要があります。
       例: server-command rename-user “john smith” “jsmith”

 ③ サーバ・コマンドを実行した後、PaperCut上のユーザ・アカウントは新しい名前で表示され、すべての印刷履歴やポイントの処理履歴、
   監査ログは新しい名前に引き継がれます。


Linux、macOSなどのサーバ・システムでも同じ手順で作業を行うことができます。
ただし、サーバ・コマンドのパスはプラットフォームによって異なります。
高度なネットワーク/システム管理者は、サーバ・コマンドを使用してユーザ名変更のスクリプトやバッチ・ファイルを作成して使用することが多いです。
例えば、スクリプト1つで、AD、PaperCut、メール・システム、ホーム・ドライブ、
組織内のあらゆるデータベースやシステムのユーザ名を一度に変更することができます。




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https://www.papercut.com/kb/Main/RenameUserAccounts



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