2015年6月15日月曜日

PaperCut LPD サービス


長い間、クロスプラットフォームのプリントをサポートするために、Windows LPDサービスが利用されてきました。
MacやLinuxなどのクライアントOSからWindowsプリント・サーバへプリント・ジョブを送信するたのに便利な方法だったからです。
歴史的には、このサービスはUnixシステムからの印刷をサポートするために、Windows NT以降のWindowsで提供されていました。

このタイプの総合運用の魅力的な機能の一つは、LPDサービスに接続するクライアントは認証の必要性がないことです。
LPDサービスは若干の検証のみでプリント・ジョブを受付け、サーバにホストするキューを経由してプリンタから出力されます。

Microsoft社はLPDサービスを推奨せず、最終的には廃止するとアナウンスしています。
(https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh831568.aspx)
引き続きLPDサービスを使用して印刷する方法をサポートするために、PaperCut社は独自のLPDサービスを提供することにしました。


PaperCut LPDサービスを使用する

PaperCut LPD サービスはプリント・ネットワーク管理者が、異なったOSからWindowsプリント・サーバへ接続し、
サーバがジョブを受け入れることができるようにします。

・Mac クライアント/サーバ
・Linux クライアント/サーバ
・AS400 サーバ
・メインフレーム
・その他LPR印刷(LPDはサーバ, LPRはクライアント)をサポートするクライアント/サーバ
・Windows サーバから印刷するために必要な認証をバイパス


PaperCut LPD サービスのインストール


PaperCut Ver.15.1以降のサーバのインストールには、ウィザード・スタイルの PaperCut LPD サービスのインストーラーが同梱されています。

[appath]\providers\lpd\win\pc-lpd-installer.exe




LPDサーバはデフォルトでポート「515」をリッスンします。
そのためクライアントからのリクエストのために「515」ポートが開放されている必要があります。
管理者はファイアウォールなどネットワーク機器がこのポートをブロックしないことを必ず確認してください。
このインストール・ウィザードは以前のバージョンのWindows LPD サーバが実行されているかどうかもチェックします。
動作している場合は、ポートの競合が発生しないように無効化します。

注記: PaperCut LPD サービスは、LPR経由で接続できるようにする前に、プリンタを共有する必要があります。
これはMicrosoft社の実装とは異なりますが、LPR経由で印刷できるキューは異なったレベルの制御を提供しています。
キューを設定するのに権限は不要です。そのためWindowsユーザはこの共有キューの接続を妨げられることはありません。


LPDサービスへの接続

Windowsを含むほとんどのオペレーティング・システムは、LPRプリント・プロトコル経由でLPDサービスへの接続をサポートしています。
必要な情報は次の通りです:

・PaperCut LPD サービスが実行されているサーバのアドレス
・キューの名前。共有名もしくはキュー名のどちらでも動作します。

注記: 一部のシステムはキュー名にスペースを含めることができません。そのためキュー名/共有名にはスペースを含めないようにしてください。


CUPSの例

1.CUPS管理者画面へログイン

2.<Administration> - <Add Printer> を選択

3.「Other Network Printers」から「LPD/LPR Host or Printer」を選択し、[Continue] をクリック



4.「Connection」に接続情報を入力してください。下記は設定例です:
   lpd://hostname/queue
   lpd://10.100.65.38/Global

注記: キュー名は、プリント・サーバ上のキュー名/共有名のどちらでも利用できます。
      なおCUPSはキュー名にスペースを含めることができません。

5.残りの必要な設定(名前, 詳細, ロケーションなど) を行いCUPSにキューを作成してください。

6.ドライバを選択し、プリンタの追加のインストールを終了してください。




プリント・ジョブはLPD経由でWindowsプリント・システムへ送られるようになります。



次のステップ

次に重要な検討事項は、プリント・ジョブがどのうようにトラッキングするかです。
プリント・ジョブはクライアント・システムからユーザ名と一緒に送信されます。
つまり、Unix, Linux, Mac など、ユーザ名はプリント・ジョブと関連付けられています。
ユーザ名が課金対象のWindowsのユーザ名と一致しない場合、PaperCutの次のいずれかの機能を追加することを検討する必要があります。

・ユーザ名のエイリアス
・認証プリント
・特定のキューの「ユーザ・レベル設定のオーバーライド」を有効化し、
  すべてのジョブを指定した共有アカウントへ課金するように設定する。






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http://www.papercut.com/kb/Main/PaperCutLPDService

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