2020年11月2日月曜日

ダイレクト・プリント・モニタが多数実行されている環境


数多くのクライアントPCがあり、それらすべてのPCは直接プリンタへ出力されるように設定されている場合、
各PCにはPaperCutダイレクト・プリント・モニタが既に設定されている可能性があります。
クライアントPCの数が膨大な場合、注意が必要です。



「膨大な」数のクライアントPCとは

「膨大な」数のクライアントPCとは場合によります。
何千ものダイレクト・プリント・モニタが実行されている顧客のうち、問題なく動作している環境もあれば、問題が発生した場合もあります。
パフォーマンスは、アプリケーション・サーバの仕様、ネットワーク、ダイレクト・プリント・モニタの数、
Windowsパッチの適用に使用される方法などの影響を受ける可能性があります。



何に気をつければいいですか?

何千ものダイレクト・プリント・モニタ(DPM)が実行されている環境の場合、
「プリンタの登録」イベントによってPaeprCutアプリケーション・サーバに過剰に負荷がかかる可能性があります。
負荷がかかるとPaperCutのパフォーマンスの低下が発生します。
(ポップアップ通知や認証画面の表示が遅い、管理者およびユーザ用Web画面の表示が遅い、もしくは応答しないなど)

何千ものDPM経由の印刷には問題がなく、プリンタの「登録」プロセスのみが追加の負荷を引き起こす可能性があることに注意してください。
すべてのユーザが同時に印刷を実行した場合でもアプリケーション・サーバは問題なく負荷を処理することができます。

追加の登録イベントは、環境アクションによりトリガーされる場合があります。
例えば、Windowsアップデートを数千のクライアントPCすべてに展開すると、
すべてのDPMが同時に再起動し、アプリケーション・サーバが同時に呼び出されます。

また、メンテナンス・タスクによってトリガーされる場合もあります。
例えば、午前4時頃にDPMがアプリケーション・サーバを呼び出して
プリンタとプリンタ・プロパティの「最新の」リストをアプリケーション・サーバに送信します。
間違ったシナリオでは、これはアプリケーション・サーバに追加の負荷をかける可能性があります。



プリンタ登録プロセスとは正確には何を実行しますか?

要約すると、ダイレクト・プリント・モニタは、クライアントPC上のローカルプリンタのすべてのプリント・キュー情報を調べて、
そのデータをアプリケーション・サーバに報告します。
これにはIPアドレスやドライバの情報などが含まれます。

このプロセスはダイレクト・プリント・モニタを使用する場合、特に重要です。
DPMがプリンタのIPアドレスをアプリケーション・サーバに報告しない場合、
アプリケーション・サーバはWorkstation1 に接続されているPrinter1が
Workstation2に接続されているPrinter1と同じプリンタであることが認識できません。
そのため、PaperCut管理者画面のダイレクト・プリント・モニタ傘下のプリンタとしてリンクすることができません。
(リンクはダイレクト・プリント・モニタを使用する利点の1つです)

さらに、IPアドレスはトナー監視と通知に使用されます。
IPアドレスが取得できないと、アプリケーション・サーバはSNMPを経由してトナー値を取得できないため、トナー値は更新されずトナー通知も送信されません。

その他、プリンタの登録が行われなかった場合の影響として、出力や印刷のトラッキングには影響しません。
プリント・ジョブは引き続きトラッキングされ、ポップアップ(設定されている場合のみ)は引き続き表示されます。
またプリンタも引き続き管理者画面に表示されます。



どう修正すればよいですか?

PaperCut Plus/MF Ver.19.1.0以降を使用していること

PaperCut Ver.19.1.0 以降にリリースされたバージョンでは、
アプリケーション・サーバがDPMからの過剰な負荷をより適切に処理することができるように修正されています。
これは、リクエストを調整することで行われるため、圧倒されることはありません。
最新バージョンを実行する場合、下記の他の構成変更を実際に適用する必要がない可能性があります。


毎日午前4時のリフレッシュをオフにする

「DoDailyServiceRefresh=off」に設定することにより毎日午前4時のリフレッシュを無効化にすることができます。
これにより、DPMはプリンタの毎日の再登録を実行できなくなります。

クライアントPCで毎日再起動を実行している場合、またはすべてのクライアントPCが夜間には電源を落とす場合、
再起動によりこの機能を実行するため、これを無効にすることができます。
この設定はダイレクト・プリント・モニタの設定ファイル「direct-print-monitor.conf」から行います。
設定ファイルはダイレクト・プリント・モニタをインストール設定したクライアントPC内の
「//<app-path>/providers/direct-print-monitor/win/direct-print-monitor.conf」にあります。


DPM再起動後のアプリケーション・サーバの呼び出しを調整する

「RandomDelayRegisterPrintersMins=240」に設定することにより、
DPMの起動からアプリケーション・サーバへのプリンタの登録までに最大4時間のランダムな遅延を追加することができます。
この設定はダイレクト・プリント・モニタの設定ファイル「direct-print-monitor.conf」から行います。
設定ファイルはダイレクト・プリント・モニタをインストール設定したクライアントPC内の
「//<app-path>/providers/direct-print-monitor/win/direct-print-monitor.conf」にあります。


プリンタ登録プロセスを完全にオフにする

「EnableRegisterPrinters=off」に設定することにより、あらゆる種類の「通常の」プリンタ登録が無効化され、
代わりにクライアントPC再起動後に最初のプリント・ジョブがクライアントPC上のプリンタの1つに送信された時にのみ、
プリンタがアプリケーション・サーバに登録されます。

弊社ではどうしても必要な場合を除いて、この設定を使用することは推奨しません。

この設定はダイレクト・プリント・モニタの設定ファイル「direct-print-monitor.conf」から行います。
設定ファイルはダイレクト・プリント・モニタをインストール設定したクライアントPC内の
「//<app-path>/providers/direct-print-monitor/win/direct-print-monitor.conf」にあります。


ダイレクト・プリント・モニタをインストールしたmacOSコンピュータ上のiOSプリント・サービスを無効化する

各macOSクライアント端末のiOS プリント・サービスを無効化すると、重複するAirPrintアドバタイズが混雑するのを防ぎます。
アプリケーションの無効化スクリプトを使用してPaperCut iOSプリント・サービスを非アクティブ化することができます。

・ macOS端末上からターミナルを起動し、次のディレクトリへ移動
  /Applications/PaperCut [NG or MF]/providers/iosprint/mac/

・ 次のコマンドを実行
  ./disable-iosprint.command 



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https://www.papercut.com/kb/Main/LargeNumberofDirectPrintMonitors


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