この記事では、印刷速度が低下する一般的な原因と修正方法について記載します。
印刷が遅くなる一般的な原因(PaperCutを使用しない環境)
・ プリンタ本体に問題が発生している場合
・ 非常に大きなPDFやベクターファイルを印刷しようとすると、レンダリングに時間がかかる場合があります。
このような場合、印刷する前にPDFを平坦化するとスプール・ファイルのサイズが大幅に縮小されます。
・ 印刷のオプション設定が関係している場合。ポスター印刷や高画質に設定した場合、印刷速度が遅くなる場合があります。
・ 特殊な記号やフォントが含まれるドキュメントを印刷した場合
・ PDFの印刷が遅い場合、PDFを生成したPDFライターにより印刷速度が遅くなる場合があります。
・ プリント・サーバがビジー状態で十分なリソースがない場合
・ Windowsプリント・サーバで動的ポート範囲 (49152 - 65535) がブロックしている場合。
これらのポートがブロックされるとプリント・ジョブは約40秒遅れます。
・ クライアントPCとプリント・サーバの間のネットワーク接続が遅い可能性。
・ プリンタのポートにWSDポートを使用している場合。このプロトコルは大規模な印刷環境向けには設計されていません。
プリント・サーバでIPsecが有効化されている場合、デバイスはプリント・ジョブのステータスに関する情報をプリント・サーバに応答する必要があります。
PaperCutを使用している場合にのみ遅延が発生する場合
テストのためにPaperCutを一時的に使用しないようにする方法は2つあります。
ユーザへの影響を軽減するため、これらテストは利用時間外に実施することを推奨します。
・ 印刷速度が遅いプリンタを「IgnorePrinters (無視するプリンタ)」に設定する
・ プリント・サーバ上のサービス「PaperCut Print Provider」を停止する
上記どちらの方法も、PaperCutがプリント・ジョブのトラッキング/解析/変換するのを防ぎます。
言い換えると、遅延の問題にPaperCut関連しているかどうか、
もしくはプリンタやプリント・サーバなどPaperCut以外の要因に関連しているかの問題の切り分けに役立ちます。
PaperCutが無関係で印刷がまだ遅い場合、再度「印刷が遅くなる一般的な原因(PaperCutを使用しない環境)」を参照してください。
プリント・キューにPaperCut TCP/IP Port を使用している場合
PaperCut TCP/IP Portはハードウェア・チェック機能を使用する場合のみ使用することを推奨します。
ほとんどの環境ではWindowsの標準TCP/IP Port を使用することで問題は発生しません。
PaperCut TCP/IP Port は設計上印刷速度を低下させ、
PaperCutが次のプリント・ジョブをリリースする前に実印刷ページ数をレポートするのに十分な時間をプリンタに与えるためです。
詳細は「ハードウェアチェックが印刷速度に与える影響について」を参照してください。
プリント・アーカイブを使用しているセカンダリ・サーバもしくはサイト・サーバで遅延が発生している場合
プリント・ジョブのリリースに遅延が発生し、プリント・キューのプリント・アーカイブ機能が有効化されている場合、遅延が発生する場合があります。
ジョブが実際にリリースされるまで、スプール・ファイルはアプリケーション・サーバ(アーカイブ)にコピーされません。
ユーザがジョブをキャンセルした場合、またはホールド/リリース・キューでタイムアウトした場合、スプール・ファイルはコピーされません。
アプリケーション・サーバへのアップリンクが遅れると、プリント・ジョブは宛先のプリント・キューに送信される前にリリースが遅れる可能性があります。
これは、ジョブがファイル共有にコピーされている間、ユーザはプリンタ/コピー機の前で待機しているため、
ホールド/リリース・キューを使用したFind Me プリントではより顕著になる可能性があります。
これはPaperCutサーバ間の接続速度に依存するため、プリント・アーカイブを無効にするか、
もしくはセカンダリ・サーバまたはサイト・サーバを専用のPaperCutアプリケーション・サーバに変更する以外、問題を解決する方法はありません。
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https://www.papercut.com/kb/Main/SlowPrintingTroubleshooting
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