Type 4ドライバとは
Type4ドライバとは、Microsoft社がWindows Server 2012で導入した
Windowsオペレーティングシステムにバンドルされているデフォルトのドライバを置き換えることを目的としたプリンタ・ドライバです。
特定のPaperCut機能と組み合わせてType4ドライバを使用すると問題が発生する可能性があります。
この記事ではこれらの状況について説明します。
ドライバの種類は、プリント・サーバの<管理ツール>から「印刷の管理」を開き、
左側のペインから「ドライバー」を選択して「ドライバーの種類」から確認できます。
ドライバがType3 と Type4 のどちらであるかを確認します。
通常Type 4 ドライバはオペレーティングシステムにバンドルされているか、Windows Updateからダウンロードされます。
Type 3 ドライバの場合はメーカーのWebサイトからダウンロードする必要があります。
弊社では、可能な限りType 3 ドライバをメーカーのサイトからダウンロードして使用することを推奨します。
Type 4 ドライバの制限事項 (PaperCutと関係なし)
macOS および Linux クライアントからの印刷に失敗する
この問題はPaperCutがない環境でも発生します。
macOSおよびLinuxクライアントから印刷するとType4 ドライバを使用するプリンタでレンダリング・エラーが発生します。
ユーザ視点ではプリント・ジョブは消えたように見えます。
この現象が発生すると、Windowsは Windows プリントサービス イベントログにこの失敗を記録します。
このログはWindowsプリント・サーバのイベントビューアーから確認できます。
<アプリケーションとサービスログ> - <Microsoft> - <Windows> - <PrintService> - <Admin>
ログにはイベントID「372」が記録されます。
この問題が発生した場合、Type3 ドライバに変更してください。
プリンタ追加時やポート設定変更時に「この操作はサポートされていません。」エラーが発生
Windows Server 2012R2 は、Type4プリンタ・ドライバを使用するように設定されているプリンタに
関連付けられているポートモニタ・ソフトウェアをチェックし、このエラーを表示します。
ポートモニタは、プリント・データをプリント・スプーラ・サービスからプリンタへ移動するソフトウェアです。
詳細は次のMicrosoft社の記事を参照してください: https://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/dd162825
ポートモニタがオペレーティングシステムに付属していない場合、Windowsは変更を防ぎこのエラーメッセージを表示します。
このエラーはPaperCut TCP/IP Port を使用している場合に発生する可能性があります。
このポートモニタはWindowsプライマリ・サーバとセカンダリ・サーバのインストール中にインストールされるためです。
Type4 ドライバはサードパーティのポートモニタでは機能しないため、PaperCutハードウェアチェック機能と組み合わせて使用することができません。
ハードウェアチェック機能を使用する場合、Type3ドライバを使用してください。
プリンタ・ドライバ変更時に「この操作はサポートされていません。」エラーが発生
このエラーはPaperCutに関係なく発生します。共有プリンタのドライバをType4 からType3に変更しようとすると発生します。
簡単なワークアラウンドは次の通りです。
1. <デバイスとプリンター>からプリンタを選択し右クリックし「プリンターのプロパティ」を選択してください。
2. <共有> タブを選択し、「このプリンターを共有する」のチェックを外してください。
3. <詳細設定> タブを選択し、ドライバをType4からType3に変更し、[適用] をクリックしてください。
4. <共有> タブに戻り、「このプリンターを共有する」にチェックをつけてください。
Type 4 ドライバとPaperCutの制限事項
PaperCut ウォーターマーク機能の利用不可
PaperCutのウォーターマーク機能は、PostScriptおよび一部のPCLドライバのみ対応しています。Type4ドライバは対応していません。
Type3とType4ドライバが混在している場合、Find Meプリントは動作しない
2つのドライバ・タイプはサポートするデータ出力形式が異なるため、Type3とType4ドライバの混在ではFind Meプリントは動作しません。
どちらか1つのドライバ・タイプのみ使用してください。
Type4ドライバを使用する場合、Find Meプリント・キュー(バーチャル・キュー) と関連付くすべての物理キューはType4ドライバを使用する必要があります。
例えば、PCL6 データをXPSデータのみをサポートしているプリンタ・ドライバにリダイレクトすると、出力エラーが発生します。
プリント・ジョブの設定変更は利用不可
PaperCut Ver.18.2 以降、ユーザはエンベデッド・ソフトウェアがインストールされているデバイス上から
保留中のプリント・ジョブの設定を変更することができる機能が追加されました。
例えば、ユーザがジョブのリリース時にデバイス上からカラー・ジョブをモノクロに変更することができます。
Type4ドライバを使用している場合、PaperCutはType4ドライバで生成されたスプール・ファイルを編集することができません。
プリント・ジョブの設定変更機能を使用する場合、Type3のPostScriptドライバを使用する必要があります。




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