2020年12月21日月曜日

Windowsイベントビューアを使用して印刷イベントをトラッキングする方法


印刷システムで問題が発生している時に、Windowsイベント・ログを確認する必要がある場合があります。
確かに、これらのログは非常に詳細で読み取りやすいものではありません。
この記事では、印刷システムに関するWindowsイベント・ログの取得方法について説明します。


Print Service Admin ログ

Print Service Admin ログには、プリンタの共有やプリンタ・ドライバのインストールなど、プリント・キューの管理に関連するイベントが表示されるため、
プリンタが正しくインストールされなかった場合のトラブルシューティングに役立ちます。このログは、デフォルトで有効化されています。
Admin ログのダウンロード手順は次の通りです。


1. 問題が発生しているWindowsサーバもしくはクライアントから「イベント ビューア」(eventvwr.msc)を起動してください。

2. <アプリケーションとサービスログ> - <Microsoft> - <Windows> - <PrintService> を開いてください。

3. 「Admin」を右クリックし、「すべてのイベントを名前を付けて保存」を選択してください。















4. 「名前を付けて保存」ダイアログが表示されます。
  「ファイルの種類」から「イベントファイル(*.evtx)」を選択してファイルを保存してください。















Print Service Operational ログ

Print Service Operational ログには、ドキュメントの印刷に関連するイベントが表示されます。
デフォルトではログは無効化されています。次の手順でログを有効化しダウンロードしてください。


1. 問題が発生しているWindowsサーバもしくはクライアントから「イベント ビューア」(eventvwr.msc)を起動してください。

2. <アプリケーションとサービスログ> - <Microsoft> - <Windows> - <PrintService> を開いてください。

3. 「Operational」を右クリックし、「ログの有効化」を選択してください。
















4. 現象を再現してください。

5. 「Operational」を右クリックし、「すべてのイベントを名前を付けて保存」を選択してください。

6. 「名前を付けて保存」ダイアログが表示されます。

  「ファイルの種類」から「イベントファイル(*.evtx)」を選択してファイルを保存してください。

  注記
   デフォルトのログサイズは1024KBです。
   これはログがビジー状態ですぐにいっぱいになりロールオーバーする可能性があることを意味します。

   実環境からログを収集する場合、先に<プロパティ>から「最大ログサイズ」を変更してください。















典型的なプリント・ジョブのトラッキング

Operationalログで一般的なジョブはどのように表示されるかを説明します。











通常、1ジョブにつき7~8個のイベントが記録されます。
PaperCut Ver.19.1より前のバージョンでは2つの「イベント308」が2回記録されます。
Ver.19.2以降、解析のためにプリント・ジョブを一時停止する方法を変更したため、「イベント308」は1回だけ記録されます。








その他のタイプのイベント

● Event 812 “The print spooler failed to delete the file….”

  Operational ログにこのイベントが正常に印刷環境で表示された場合、管理者の懸念を引き起こす可能性があります。
  これは、Windows Print Spoolerがジョブをトラッキングするために使用するスケジューリング・ファイル(SHD)を指し、
  PaperCutの有無に関わらず記録される可能性があります。無視しても問題ありません。
  イベント812の詳細は下記のMicrosoft社のページを参照してください。

  【PrintService EventID 812】 (英語)
   https://social.technet.microsoft.com/Forums/lync/en-US/960c0a6b-a6de-44b7-93b6-5fd3d5410c98/printservice-eventid-812?forum=winserverprint


● Event 310 “Print Document owned by user was deleted”

  Operationalログにこのイベントが記録された場合、ユーザまたは他のアプリケーションによりプリント・ジョブがキャンセルされたことを意味します。
  イベントの「ユーザ」フィールドを見て、どのユーザもしくはアカウントがジョブをキャンセルしたかを確認してください。
  PaperCutがジョブをキャンセルまたは削除すると、このイベントをトリガーしないWindows Print Spooler APIUを使用する別のメソッドが呼び出されます。


● Event 372 “Job rendering error”

  Adminログいにこのイベントと記録される場合、通常印刷に失敗したかプリント・ジョブが「消えた」ことに関連づけられます。
  このイベントはいくつかの異なる原因があります。下記は例です。


  ・ macOSコンピュータからWindowsプリント・サーバ上のType4ドライバを使用した共有プリンタへ印刷するように設定されている場合

  ・ Find Me プリントで、バーチャル・キューと物理キューで異なったデータ・タイプのドライバが設定されている場合






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