プライベート・クラウドとは
プライベート・クラウドは、アプリケーションとデータを他のアプリケーションから分離し、クラウドの潜在的なセキュリティ・リスクを低減します。
プライベート・クラウドで提供されるアプリケーションは、社内ネットワーク上のユーザやデバイスのみが接続でき、一般ユーザは接続できません。
通常プライベート・クラウドのサーバは内部にIPアドレスを持ちセキュアVPN経由でサイトに接続されます。
プリント・サーバやPaperCutは、仮想プライベート・クラウドへの移行が進んでいるサービスの一つです。
プライベート・クラウドのQ&A
機能
Q: プライベート・クラウド環境にPaperCutを構築する場合、
PaperCut Plus/MFとは異なるバージョンのPaperCutを購入する必要がありますか?
A: プライベート・クラウド環境でPaperCut Plus/MFをインストールして使用することができます。別のバージョンは不要です。
Q: PaperCutのプライベート・クラウドの対応について教えてください。
A: PaperCutは何年もプライベート・クラウドの構成を使用しており、クラウド展開を自然にサポートするアーキテクチャ上の利点があります。
PaperCutは中程度のレイテンシ・ネットワーク(WebベースやWebサービス・アプリケーション) に最適化されており、
PaperCutサーバとの間では小さなメタデータ・パケットを送信するだけです。
Q: プライベート・クラウド環境では使えないPaperCutの機能はありますか?
A: いいえ、PaperCutに搭載されているすべての機能が使えます。
PaperCutは何年もの間プライベート・クラウドの設定を使用してきました。
PaperCutの開発チームは、中程度のレイテンシ・ネットワークに最適化するために、すべての機能に多くの改良を加えています。
セキュリティと信頼性
Q: セキュリティについて気を付けることはありますか?
A: セキュリティはどのようなITプロジェクトにおいても重要な検討事項です。
PaperCutの導入においても同様で、現場のハードウェアやActive Directoryサーバ、
さらにはドア・セキュリティ・データベースなどのサイト・システムのインタフェースが一般的です。
「クラウド」という単語はセキュリティやデータに関する疑問の原因となりました。
プライベート・クラウド(パブリック・クラウドの対語) は、このような環境に特化して設計されています。
プライベート・クラウドのサーバは公共のインターネットからは接続できず、組織の内部ネットワークのIP範囲でのみ利用できます。
オンプレミスの双方向通信が必要なシステムでは、プライベート・クラウドを利用することで、
セキュリティとクラウドの利点のバランスを取ることができます。
通常プライベート・クラウド・サーバとそこに保存されるデータは、組織のITスタッフもしくは信頼できるサービス・プロバイダによって管理されます。
Q: アップタイムを気にする必要はありますか?
A: 必要あります。組織のニーズに合ったアップタイム要件を決定する必要があります。
アップタイムとは、ハードウェアの信頼性とインターネット接続の信頼性を含む、すべての故障と回復のイベントを組み合わせた指標です。
ハードウェアの信頼性
プライベート・クラウド・ホスティングの主な利点は、インフラ・プロバイダが多量のサーバとデータセンターを保有していて、
ハードウェアに障害が発生しても、それを引き継ぐことができることです。オンプレミスのサーバでハードウェアがクラッシュした場合、
新しいハードウェアの調達やバックアップの復元などに何日もダウンタイムが発生する可能性があります。
しかし、クラウド上のサーバで同じ現象が発生した場合、自動的かつトランスペアレントに処理することができます。
インターネット接続の信頼性
サービスをオンプレミスのサーバからクラウドサーバに移行すると、信頼性は内部ネットワーク(LAN)だけでなく、
インターネット接続の機能にも影響されるようになります。インターネット回線がダウンした場合、
組織にどのくらい影響があるのかを考慮する必要があります。
この影響は、可用性に関連したサービス・レベル・コミットメントがあるインターネット・サービスを購入することで軽減できます。
また、可用性を向上するために、バックアップ・リンクも検討する必要があります。
Q: プリント・サーバをクラウド化するためには、WAN回線にどのくらいの帯域が必要ですか?
A: PaperCutアプリケーション・サーバをクラウドでホストティングすることは簡単です。
デフォルトの構成では、使用される帯域幅は非常に低いです。
プリント・ネットワークの帯域幅のほとんどはプリント・ジョブ(スプールファイル)の転送に関連しています。
PaperCutは次の2つの方法で設定できます。
1. クラウドにホスティングされたプリント・キュー
2. オンプレミスのプリント・キューとクラウドにホスティングしたアプリケーション・サーバの組み合わせ
ほとんどの組織では、十分な帯域幅があればプリント・キューをクラウドでホストすることができます。
グラフィックスデザイン店のような大規模な特殊印刷を行う組織や、帯域幅に制約のある組織では、
ローカルのプリント・サーバを検討することを推奨します。
また、プライベート・クラウドを検討する場合、「帯域幅」だけが問題ではないことにも注意が必要です。遅延、QoS、信頼性も重要な検討事項です。
ホスティングと管理
Q: PaperCut Private Cloud は完全に管理されていますか?
A: PaperCut Private Cloud 認定プロバイダは、通常、次のサービスモデルのうち、少なくとも1つを提供します。
完全に管理
クラウド・サーバとPaperCutのインストールは、リセラー/サービス・プロバイダによって完全に管理されています。
これには、セットアップ、バックアップ、システム管理が含まれます。継続的な作業のほとんどは顧客には見えないものであり、
影響度の高い変更(システムのアップグレードなど) のみ顧客の関与が必要となる場合があります。
管理されたトランジション
初期のインストールとセットアップはリセラー/サービス・プロバイダが行い、システムの管理はエンドユーザのITスタッフに引き継がれます。
通常インストールは顧客の組織名で登録/管理されているプライベート・クラウド・アカウントの仮想マシンで行います。
これは、組織が既存のプライベート・クラウドのインフラを持っている場合や
将来的に他のサービスにプライベート・クラウドを使用することを計画している場合に好ましいオプションです。
顧客管理
このオプションは、既存のプライベート・クラウドのインフラ(他のサーバやサービスを実行している場合など) を持つサイトのみ推奨します。
VMのプロビジョニングやサーバのインストールは、多くの場合、PaperCut社のアドバイスを受けながらお客様自身で行って頂きます。
Q: PaperCutがサポートしているクラウド・インフラ・プロバイダを教えてください。
A: クラウド・インフラストラクチャ・プロバイダに関しては、PaperCutは不可知論者です。
Microsoft Azure, Amazon VPC, Google Cloud Platform,
その他のローカル・プロバイダ上で実行しているかどうかに関係なく、PaperCutは利用できます。
PaperCut プライベート・クラウドの設定
Q: プリンタは1台しかなくユーザ数は20人ですが、プライベート・クラウドでPaperCutを使用する価値はありますか?
A: プライベート・クラウドは、あらゆる規模の企業にメリットがあります。
しかし大規模な企業においてプライベート・クラウドの導入が多いのも事実です。
このような企業は、ITインフラやオンプレミスのデータ・ホスティングのコストを削減し、容易に拡張できるようにすることを求めています。
小規模な組織であれば、社内の管理者やオンサイトの管理者の必要性が減るため、より大きなメリットが得られます。
Q: セットアップにはどんなことが必要ですか?
A: セットアップはオンプレミスのサーバにインストールするのとほぼ同じです。
注目すべき点は、サーバがリモート・ロケーションでホストされていることです。
このサーバは、安全なVPN接続を使用して、組織の内部ネットワークに接続する必要があります。
Q: 一般的なプライベート・クラウドの導入例を教えてください。
A: PaperCutプライベート・クラウドの導入を4年以上行っている企業があります。
実際には、「プライベート・クラウド」という言葉が一般的になる前に、最初の導入が行われています。
PaperCutは大規模なお客様(データセンターでサーバを集中管理している大規模な学校グループなど) を協力して、
この使用事例に合わせてPaperCutを最適化します。
これまでの大規模な組織(または組織グループ) の導入がほとんどでしたが、この1年ほどは中小企業の現場でもこの手法が採用されています。
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https://www.papercut.com/kb/Main/PrivateCloud
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