2021年10月15日金曜日

KB5005568(KB5005565)適用後macOS端末からSMB接続で印刷できなくなる問題

2021年9月のMicrosoftアップデート(Windows Server 2019のKB5005568を含む) 適用後、
SMB経由でmacOS端末からWindowsプリント・サーバへの印刷ができなくなる問題が報告されています。
これは、PaperCutを使用していない環境でも発生する問題です。

PaperCut社のテストにより、Windows上のプリント・キューがネットワーク上で共有されていて、
macOS端末がSMB接続でWindows上の共有プリンタに印刷している場合、
セキュリティ・パッチをWindowsプリント・サーバにインストールすることにより印刷できなくなることが判明しています。


回避策

現時点のワークアラウンドは下記に記載している通りです。

● macOS端末からWindowsプリント・サーバへの印刷をSMBの代わりにLPR接続を使用することで回避できます。
 LPR印刷を使用する場合、Windowsプリント・サーバにLPDサービスを実行する必要があります。
 WindowsネイティブのLPDサービスを使用せず、PaperCutが提供するLPDサービスを使用する場合、次のサイトを参照してください。

  【PaperCut LPD サービス】http://cosy500-papercut-2.blogspot.com/2015/06/papercut-lpd.html

  【PaperCut LPDサービス インストール設定方法】http://cosy500-papercut-2.blogspot.com/2015/06/papercut-lpd_22.html

● PaperCutモビリティ・プリント機能を使用してWindowsプリント・サーバ上の共有プリンタへ印刷することを検討してください。

● 2021年9月のMicrosoftアップデートをアンインストールしてください。

● セキュリティ修正パッチをインストールしたままにする場合、
 macOS端末からWindowsプリント・サーバ上の共有プリンタへ印刷できるようにするための回避策については
 下記に記載するセキュリティ・パッチに関するMicrosoft社の記事を参照してください。

  ・ KB5005568 (Windows Server 2019)
  ・ KB5005613 (Windows Server 2012 R2)
  ・ KB5005627 (Windows Server 2012 R2)
  ・ KB5005623 (Windows Server 2012)
  ・ KB5005607 (Windows Server 2012)
  ・ KB5005606 (Windows Server 2008)
  ・ KB5005618 (Windows Server 2008)
  ・ KB5005565 (Windows 10 2004, 20H2, and 21H1)
  ・ KB5005566 (Windows 10 1909)
  ・ KB5005615 (Windows 7 Windows Server 2008 R2)


その他の回避策

セキュリティ修正プログラムをインストールするための一時的な回避策を記載します。
Microsoft社のKBに詳細が記載されていますが、印刷ができるようにするための一時的な代替手段として、次の方法があります。

① 下記に記載する新規レジストリ・キーを追加してください。
  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Print\RpcAuthnLevelPrivacyEnabled
  (type DWORD)

② 上記新規のレジストリー・キーの値を「0」に設定してください。

③ サービス「Print Spooler」を再起動してください。

上記設定により、macOS端末からWindowsプリント・サーバ上の共有プリンタへの印刷ができるようになります。


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