クライアント・ソフトウェアをゼロインストールする方法は下記の通りです。
■ Windows環境の場合
クライアントは、PaperCut サーバ上共有設定されているフォルダ「PCClient」から直接起動することができます。
クライアント・ソフトウェアを起動する実行ファイルは2種類あります:
・ pc-client.exe
・ pc-client-local-cache.exe
「pc-client.exe」はネットワーク共有フォルダから直接起動されます。
「pc-client-local-cache.exe」バージョンは、「pc-client-local-cache.exe」そのものとそれに関連付けられたファイルをローカル・ドライブにコピーし、
ローカル・ドライブ内から起動するため、ネットワーク負荷は最小です。
また、キャッシュはアップデートを自己管理します。クライアントの新バージョンは自動的・透過的にコピーするようになっています。
なお、グローバルな書き込み可能なキャッシュ・ディレクトリが必要です。
(デフォルトは:C:\Cache)
別のキャッシュをディレクティブ "--cache" で指定することができます(下記を参照)。
管理者は、一般ユーザにシステム・ドライブの書き込み権限があることを確認してください。
また必要な場合はキャッシュ用ディレクトリを手動で作成してください。
クライアントを起動する典型的な方法は次の通りです。
● ログオン・スクリプト
ユーザーのログオン・スクリプトに下記の行を追加することによってプログラムを起動します:
cmd /c "start \\servername\PCClient\win\pc-client-local-cache.exe --silent"
● グループ・ポリシー
グループ ポリシーのテンプレートを使用して「pc-client-local-cache.exe」をプログラムを定義し、ログオンを実行します。
1. 「グループ ポリシー管理エディタ」を開きます。次の2か3を設定してください。
2. 「コンピュータの構成」 - 「管理用テンプレート」 - 「システム」 - 「ログオン」 - 「ユーザのログオン時に実行するプログラムを指定する」を選択し
起動スクリプトを指定する。
3. 「ユーザーの構成」-「ポリシー」-「Windowsの設定」- 「スクリプト(ログオン/ログオフ)」 「ログオン」を選択して起動スクリプトを指定する。
ファイル例:
・ バッチファイル: cmd /c "start \\servername\PCClient\win\pc-client-local-cache.exe --silent"
・ VBScript
Set WshShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell")
WshShell.Run "\\server_name\PCClient\win\pc-client-local-cache.exe --silent"
【注記】
下記のグループ ポリシー オプションは必ず「無効」に設定してください。
このオプションが「有効」な場合、クライアント・ソフトウェアはログイン前 もしくはログイン後すぐに終了してしまいます。
「ユーザーの構成」 - 「管理用テンプレート」 - 「システム」 - 「ロスクリプト」 - 「ログオン スクリプトを同期時に実行する」
● すべてのユーザのスタートアップ・フォルダ
各ワークステーションの「All Users」のスタートアップ・フォルダに下記のショートカットを作成してください。
\\servername\PCClient\win\pc-client-local-cache.exe
【参考】「All Users」の場所: 通常下記のディレクトリにあります。
C:\Documents and Settings\All Users\Start Menu\Programs\Startup
● Windowsのレジストリ経由でスタートする場合 (応用)
各ワークステーションにレジストリキーを追加するかログオン・スクリプトを使用する場合:
「UIT」キーを作成する場合の値:"\\servername\PCClient\win\pc-client-local-cache.exe"
ルート(root)に作成する場合: HKLM/Software/Microsoft/Windows/CurrentVersion/Run
■ Mac環境の場合
この展開方法は、高度な知識を持つMacのネットワーク管理者を対象とし、中~大規模なMac ネットワークに適しています。
Mac のUnix基盤とスクリプトの知識が必要です。
「PCClient」パッケージを各Macシステム上のローカルにインストールするよりも柔軟性があり、
PaperCutサーバ上の共有フォルダ「PCClient」から直接起動します。
この展開方法の利点は、サーバに適用されたアップデート(クライアント・ディレクトリのアップデートを含む)が
自動的にすべてのワークステーションに伝搬することです。
ゼロ・インストール展開の設定は、ネットワークが使用するディレクトリ環境と管理者の設定に応じて変わります。
1. ログイン時もしくは起動時に共有された「PCClient」にマウントするようにMacを設定
2. 共有フォルダからクライアントを起動するため、ログイン・フックを設定します。
上記「マルチ・ユーザ・インストール」で説明した「install-login-hook.command」を使用します。
共有にマウントする一般的な方法として、ブート・スクリプトの「mount_smbfs」の使用があります。
「mount_smbfs」の詳細については、Apple社のサイトを参照してください。
https://developer.apple.com/library/mac/#documentation/Darwin/Reference/ManPages/man8/mount_smbfs.8.html [英語]
また、Macプリントの詳細は別紙「Macプリント詳細ガイド」を参照してください。
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