PaperCut管理画面の<アプリケーション・ログ> もしくは<ダッシュボード> に次のようなメッセージが表示される場合があります。
警告: プリント・プロバイダ " printsrv01|192.0.1.5" : "user1" により印刷されたプリント・ジョブ " Document-1.pdf" は
オフラインのため、一時的にプリント・リリース画面から非表示になっています。
プリント・ジョブが「一時的に非表示」になる理由
PaperCutはユーザがリリースステーションもしくは複合機からプリント・ジョブを「リリース」するまでプリント・ジョブを保留するように設定できます。
PaperCutにはプリント・ジョブをトラッキング
および保持するプリント・プロバイダ(セカンダリ・サーバ, サイト・サーバ, ダイレクト・プリント・モニタに含まれる)と呼ばれる
重要なコンポーネントがあります。
このコンポーネントがオフラインもしくはPaperCutプライマリ・アプリケーション・サービスと通信できない場合、
これらのプリント・ジョブはユーザリリースステーションまたは複合機にログインしても意図的に非表示になります。
この動作はPaperCut Ver. 18.1.1で導入され、セキュア・プリントリリースを強化し、
ユーザが複合機/リリースステーションから離れた後にドキュメントが出力されることを防ぎます。
接続が復元され、プリント・プロバイダがプライマリ・アプリケーション・サーバに到達できるようになると、
ユーザの保留中のジョブの一覧に表示されるようになります。
実際には、このエラーメッセージは何かが正しく機能していないことを特定するために変わりました。
下記はジョブが非表示になる可能性のあるいくつかの事項です。
プリント・スプーラまたはプリント・プロバイダ・サービスが再起動されました
このメッセージが記録された場合、サービス「Windows Print Spooler」もしくは「PaperCut Print Provider」を再起動したことを示すものです。
通常このメッセージが表示されても問題は発生していません。
ただし、数分経過してもプリント・ジョブがオンラインに戻らない場合、
またはこれらのサービスが再起動されていなくてもこのメッセージが表示される場合は、問題が発生している可能性があります。
プリント・プロバイダ・サービスが実行されていない可能性
まず、問題が発生しているサーバ上でサービス「PaperCut Print Provider」が実行されているかを確認してください。
下記はプリント・プロバイダが実行されているWindowsマシンで確認する手順です。
Windows以外のオペレーティングシステムのサービスの確認方法は「PaperCutサービスの起動・停止・再起動方法」の記事を参照してください。
サービスが実行されていない一般的な理由として2つあります。
1つはトラブルシューティングのためにWindows Print Spooler サービスを停止して後開始したことによるものです。
サービス「PaperCut Print Provider」はWindowsネイティブサービスである「Print Spooler」に依存しているため、
Print Spoolerサービスを停止するとPaperCut Print Providerも停止します。
もう1つの理由としては、サービス「PaperCut Print Provider」をサービスアカウントが実行するように設定している場合、
このアカウントが無効化されていたり、パスワードの有効期限が切れいたりする可能性があります。
このような場合、サービスを開始しようとするとエラーメッセージが表示されます。
1. 問題が発生しているサーバにログイン
2. <コントロール パネル> - <管理ツール> - 「サービス」を選択してください。
3. サービス一覧から「PaperCut Print Provider」を見つけ、サービスが実行されているかを確認してください。
実行されていない場合、サービスを開始してください。
4. サービス実行後、テスト印刷を実行し、正しくプリント・ログが記録されエラーが発生しないかを確認してください。
プリント・プロバイダがアプリケーション・サーバへ接続できない可能性
プリント・プロバイダがアプリケーション・サーバに接続できない場合にこのメッセージが表示される場合があります。
これは、PaperCutアプリケーション・サーバのホスト名とIPアドレスが変更された場合や、
ファイアウォールでポート9191と9192がブロックされている場合に発生する可能性があります。
プリント・プロバイダの設定ファイル「print-provider.conf」に
正しいアプリケーション・サーバのホスト名とIPアドレスが設定されているかを確認してください。
そしてサーバへポート9191と9192経由でアクセスできるかも確認してください。
1. 問題が発生しているサーバへログイン
2. 設定ファイル「print-provider.conf」を管理者権限でテキスト・エディタから開いてください。
ファイルの場所:<app-path>\providers\print\<os>\print-provider.conf
3. 設定ファイル「print-provider.conf」内の「ApplicationServer=」から始まる行を表示し、
正しいアプリケーション・サーバのホスト名かIPアドレスが設定されているかを確認してください。
ホスト名もしくはIPアドレスが間違っている場合、正しいホスト名もしくはIPアドレスに変更してください。
変更した後、「print-provider.conf」を上書き保存して終了し、サービス「PaperCut Print Provider」を再起動してください。
4. サービス再起動後、プリント・プロバイダが実行されているサーバからブラウザを起動し、
PaperCutの管理画面かユーザ用Web画面にアクセスしてください。
(http://<PaperCutアプリケーション・サーバのIPもしくはホスト名>:9191)
ログイン画面が表示されない場合、設定が間違っている可能性があります。
プリント・プロバイダのタイマーが切れている可能性
プリント・ジョブが一時的に非表示になる機能には、いくつかの設定キーがあります。
PaperCut管理画面の<オプション> - <アクション>から「設定エディタ(応用)」から設定が行えます。
・ print.long-hold-time-secs=−1
・ print-job.offline-if-no-contact-second=DEFAULT
・ release-station.released-job-processing-timeout-secs=DEFAULT
上記設定キーのデフォルト値を変更する必要はありません。
それぞれの設定キーの値は相互にリンクされています。
いずれかの設定キーの値を変更すると別のタイマーに関係する設定キーに予期しない影響を与える可能性があります。
PaperCut Ver.19.2.1以降を使用している場合、上記設定キーの値をデフォルト値のままにすることを推奨します。
例えば、「print-job.offline-if-no-contact-seconds」のデフォルトの設定値は「90秒」です。
アプリケーション・サーバのポーリング期間は80秒に設定されていて、設定変更はできません。
そのため、「print-job.offline-if-no-contact-seconds」の値を「80秒」以下に設定すると、この設定値のために非表示のプリント・ジョブが発生します。
これらタイマーが切れる別の原因としては、単にネットワーク接続の低下、
もしくはプリント・プロバイダがインストールされているサーバのパフォーマンスの低下によるものです。
さらに、印刷環境のプリント・ジョブの飽和がピークに達している場合もあります。
Windows環境でこれを確認する方法は、タスクマネージャーからCPUとRAMの使用状況を確認することです。
同様にHDDに十分な空き容量があるかも確認してください。
プリント・プロバイダ・サービスは実行されているが、問題が発生している場合
特定のバージョンのPaperCutを実行している場合、このエラーが表示される可能性があります。
PaperCutバージョンの18.2.4、18.3.6、19.1.4 を使用している場合、PaperCut をアップグレードしてください。
この機能を無効化することはできますか?
この機能を無効化することはできません。
無効化できるようにすると、さらに状況が悪化する可能性があるためです。
この機能がある場合とない場合の想定シナリオは次の通りです。
・ この機能がある場合 : ユーザがジョブを送信した後、プリント・プロバイダが実行されているクライアントPCを
ネットワークから切断し、ジョブをリリースしようとします。
PaperCutはプリント・プロバイダがオフラインであると検知し、ジョブを非表示にします。
・ この機能がない場合 : ユーザがジョブを送信した後、プリント・プロバイダが実行されているクライアントPCを
ネットワークから切断し、ジョブをリリースしようとします。
PaperCutはユーザのジョブをリリースしまいますが、
クライアントPCはオフライン状態のため何も出力されません。
その後、ネットワークが再接続すると、プリント・プロバイダがジョブをリリースし、
ユーザが複合機の傍にいない時に出力されます。
これにより、ユーザは出力されたことを認識していないため、
出力した紙は放置されデータ漏えいなどの影響が発生する可能性ががあります。
-------------------------
https://www.papercut.com/kb/Main/TemporarilyHiddenMessage

0 件のコメント :
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。